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また、犬を飼おう!!

ポコの死から半年が過ぎました。ワンコは飼いたい。でも未だ他のワンコをさわることが出来ない状態が続いていました。
ある時、親戚の家で不幸がありそこのワンコを慰めてあげる役が回って来ました。一瞬のためらいの後、ワンコをなでて落ち着かせていたのですが、その肌触りとにおいが、ポコのいなくなった私の肌にしみこんでいくようでした。
うん。。。また犬を飼おう

ワンコ探し・part1

さて、どんな犬を飼いましょうか。
中古旦那は相変わらずペットショップで買ってくるのは断固反対と言います。出来れば今度はお母さんがどんな犬なのか見たいとも言います。そうなるとどこかのお家でワンコが生まれ、里親を募集しているという情報を待つという事になるのですが、いったいどれくらい待てばいいのでしょうか。一度動き出した自分のワンコを抱きしめたい衝動はもう止められません。
『あっ、そうだぁー。あるじゃないの。情報を待つのでもなく、ペットショップじゃなく、母犬も見られる入手方法が……。』 時間つぶしに本屋さんで立ち読みをしていました。あまりペットの雑誌のたぐいは読まないのですが、ふと目に付いた「愛犬…」という文字に吸い寄せられ思い出した入手方法。

ブリーダーさんに連絡を取るには犬種を決めなくては……。今までは家に来る子は何らかの縁で結びついているはずだからそれを待っていました。こちらから縁を見つけるという初めての経験です。

いろんな本でたくさんの犬種を捜していたときに、<クランバースパニエル>という犬種に出会いました。風貌はなんとももっさりとしたお世辞にも美形とは言われないタイプ。特徴は動作が緩慢でちょっと愚鈍な感じの犬種です。どちらかというとエキセントリック系な我ら中古夫婦は『いいねぇー。こんな穏やかな犬種』と初めて意見が一致。家に迎える子を<クランバースパニエル>に決め、赤い糸の先を捜す事にしました。

ところが、どんな雑誌を見ても、クランバースパニエルのブリード情報が入手できません。さらにいろいろと調べてみると、JKCに登録されている頭数が20頭くらいだとわかりました。自力で探し出すのは無理だとわかり、業者さんに探してもらう事にしました。20軒以上は問い合わせをしたのですが、ほとんどの業者さんが『ウチではちょっと難しいですねぇ……。』という返事でした。最後に問い合わせたところでは、『お客様が欲しい犬種なら絶対に探しますよ。でもおそらくイギリスから輸入することになると思いますけどそれでもいいですか?』と言われました。おそるおそるお値段を聞いたところ、おおよそ乗用車が買えるくらいの金額をみて下さいと言われました。

つまり、クランバースパニエルとは赤い糸で結ばれていなかったんですね。

ワンコ探し・part2

犬種が決まったら今度はブリーダーさん探しです。条件は、自分の目で母犬、飼育環境をみることが出来る事。問い合わせの時にこちらの質問にきちんと答えてくれることです。車で往復4時間くらいの範囲でバーニーズマウンテンドックのブリーダーさんに手当たり次第電話しました。電話をしてみて、ブリーダーさんによって考え方がずいぶん違うものなんだと初めて知りました。
また、私自身が“好きだから飼う”という子供と変わらない位の意識しか持っていない事に気が付きました。新しく来るワンコをどのように育てるのか、ワンコとのどんな生活を望んでいるのか。改めて犬を飼う事について考える貴重な経験をさせて頂きました。

今度のワンコは大きな犬にしたいと考えていました。成犬で30kgくらいになる犬種がちょうどいいと思い、ついに決めた犬種がバーニーズマウンテンドックでした。性別はポコと同じ♀にすることにしました。
オーストラリアンシェパードですって?

たくさんの問い合わせから何軒かのブリーダーさんを選び出し、日を改めて再度連絡をしたところ、最初の電話で性別について伺うのを忘れていたので♂しかいないとか、里親さんが決まってしまったなどがあり、最終的に候補に残ったのは2軒のブリーダーさんでした。あとは、中古夫婦そろってこの2軒を訪問させて頂き、ワンコを決めようと考えていました。

その2軒のうち、Yさんは他の犬種もブリードをしていました。住所などのチェックをしているときに、他の犬種が目に入りました。
“オーストラリアンシェパード???”なに??初めて聞く犬種だわ。早速犬種図鑑を開いたのですが、実はこの図鑑、中古旦那がイギリス土産に買って来たもので、全文英語です。細かな事はわからないまでも体重、身長、特徴を読んだところ、あらまぁー……。頃合いの大きさ。そしてなにより惹かれたのはオーストラリアンシェパードの写真が、先代ポコに似ていたことでしょうか。すぐさま、本屋さんまでママチャリを飛ばし、日本語で書かれている犬種図鑑を読みました。そこには草原を颯爽と走るオーストラリアンシェパードの写真があり、家庭犬としても飼いやすいとあります。これはっ!!再びママチャリを飛ばして自宅に帰り、Yさんに電話をしました。 
 私「さきほど、バーニーズマウンテンドッグについて問い合わせをさせて頂いた ○○ですが、 オーストラリアンシェパードは今譲って頂ける子犬がいるんでしょ うか」

いたんですねぇー。これが。5頭の同胎犬のうち、♀は2頭。ただ、なんでも毛色が変わっていて繁殖犬として残したいので、譲れるのは♂の3頭だというのです。お値段はまずまず予算程度。
『だけど、♂かぁー。私たちが求めているのは♀だしなぁー。』『中古旦那は今日あたりバーニーズマウンテンドッグの♀の目星をつけたと思って帰って来るんだろうなぁー。』『でも、私はこの犬種すっかり気に入っちゃたなぁー。』会話をしながらもそんな事を頭の中で考えていたときにYさんの言葉が……。

 Yさん「1頭のワンコはミスマーカーなので他の2頭の子のよりかなり安くします よ。」
 私「ミスマーカーって?」
  Yさん「この子はブラックトライというカラー(黒・茶・白)なのですが、頭のてっぺ んの白いところにインクをこぼしたような黒い点があり、黒くなるべき耳の片方  が白の斑になっているのです。」
 私「それって病気になりやすいとかなにか問題があるんでしょうか?」
 Yさん「それは全く関係ありません。見た目という事です」
なぁーんだ。そんなことどうでもいいことじゃない。われら中古夫婦はもともと変わったところがある方が個性的で好きと考える方だし……。

Yさんはその後もう一つこの子の特徴を話していたのです。その時の私には全く関係ないことだと考えていたのですっかり忘れていたのですが。(この話はまた後ほど)

そこまで話して『主人と今晩相談してまた明日お電話します。』ということになりました。

運命の出会い
中古旦那の帰宅後、さっそくこれまでの流れを話し、オーストラリアンシェパードの写真を見せ、Yさんとの会話を報告し、私はかなり乗り気になっている事を話しました。そして、中古旦那の方はオーストラリアンシェパードにかなり惹かれ、まぁ♂もおもしろいかなと私に誘導され、やっぱりそのミスマーカーの子に興味を感じたようでした。そこで、とにかくその子のミスマークをみて見よう。ちょっとこれはなぁーと思ったら他の子にすればいいんじゃないかと言うことになりました。
そして、このミスマーカー君は家のサスケになりました。
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